同じ「年金」といっても、課税される年金、課税されない年金がある。自分が保険料を納めた見返りに受け取る年金(国民年金・厚生年金・共済年金)は、課税対象であり、一定以上の収入だと所得税や住民税が課される。
一方で、いっさい課税されないのが「遺族年金」だ。遺族年金とは、年金に加入していた配偶者や親が亡くなった後、本人に代わり遺族が受け取る年金である。稼得能力のある配偶者や親を亡くすと、生計が成り立たないのを踏まえて、遺された者の生活を支えている。
確かに若い遺族なら、配慮は必要である。しかし高齢の遺族はどうなるか。結婚せず独身のまま、自らの年金を年200万円もらう高齢者は、税金を納める。一方で、夫に先立たれたが、遺族年金を合わせて200万円もらう妻は税金がゼロ、という現象が起きてしまっている。
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